中学生の居場所

中学校に入った。

引っ越したので、だれも知らない状態。

どんな気持ちだったのだろう・・・

とにかくここで生き抜かなきゃという感じかな。

学級は10クラス。普通1年生のクラスは1階のハズなのに、なぜか4階だった。

すごく嫌だった。

担任にはあだ名がついていた。だれがつけたのかな。副担任は女の英語の先生だった。

そのころいつも不機嫌だったような気がする。

いつもイライラしていたような気がする。

それがかっこいいと思っていたのかな。

いろんなことに腹が立っていた。

特に、私が好きだったアーティストの影響もあったと思うけれど、校則がとても嫌いだった。

よく先生に反発していた。

今思うと申し訳ないが、反発して授業を飛び出したりした。

でも、そこまで。それ以上のことはやらなかった。

 

1年のときのクラスに、いわゆる「ヤンキー」と呼ばれるような女の子がいた。

その子に、「おまえの顔、気持ち悪いわ」と言われた。

ちょうどそのころ黒縁メガネが流行っていて、それで自分の顔を隠していたような気がする。

居場所がなかった私は、とにかく自分の立ち位置を早く確立しなければならなかったのかもしれない。

はいった部活はサッカー部だった。小学校のとき、サッカー部だったということもあり、志望したのだと思う。

なんだか変なあいさつを憶えている。

「ちょーす」「さーらー」

こんなあいさつをしなければいけないといわれていた。

中学1年生の自分に、それを逆らう力もなく・・・

ありがたいことに、運動神経がよかった。

小中学校は、だいたい運動神経がよければ、生き抜ける。

私にもそれは同様だった。

また、ありがたいことに、そういう運動ができる子を表彰するようなシステムのある中学校だった。

おかげで、なんとか居場所ができたような気がする。

駄菓子屋

小学校にいく途中に駄菓子屋があった。その前に公園があった。

その公園ではお祭りなども行われていた気がする。

その駄菓子屋で、週刊ジャンプを買ったり、月刊ジャンプを買ったりしていた。

キン肉マン消しゴムのガチャガチャもよくやっていた気がする。

そこまで来ると、学校からちょうど半分くらいの距離になるという記憶もある。

貸レコード

たぶん小学6年生のころ、すごく影響を受けた歌手に出会った。はじまりは父親の興味だったと思う。当時親が好きだったドラマで、その歌手の歌が流れた。

当時、近くに貸レコード店があった。

そこに借りに行った。

確か漫画を立ち読みできるところだった気がする。

結構ひまつぶし?ではないけれど、通っていた気がする。

家かマンションか

小学6年生、私が中学に上がるという時期に、引っ越すか、という話になった。近くのK市の分譲住宅地を見に行った。

まだ区画整理されただけの土地もあった気がする。

そのなかで内覧した家に、シャワーのついた洗面台がすごく印象的だった。

いくつかみて、家族でいろいろ話しをした。

ただ、自分にはどうしてもゆずれないところがあった。

それは、「坊主頭」

今では考えられないけれど、その地区は、中学生になると、男子は全員坊主になるというところだったのだ。

そのとき住んでいたところは、まったくそんなことはなかった。

さすがに坊主はかなりいやだった。

だから、いやだといった気がする。

結局家を買うことはなく、私の部屋が確保できるだけの部屋数のあるマンションに引っ越すことになった。

そして、引っ越してしばらく、電車通学だったことも覚えている。

妹とともに通学していた。

おもちゃを壊した

小学生高学年のころ、友だちのおもちゃを壊した。

どうやって壊したか覚えていないが、壊した。

ばねで伸びるパンチ、のようなものだった。

その指?を壊してしまったのかな。

その持っていたクラスメイトからかなり責められた。

私が言い返したかどうかは覚えていないけれど、その結果、おまえが壊したところとおなじところをはさみで切り落としてやる、というような話になった。

でも、その先がどのように終了したのかは覚えていない。

怖かった記憶がある。

きつねの絵?馬の絵?

小学校3年生。

女の担任だった。何才くらいだったんだろうか・・・

絵を描いた。

すでにそのときは絵を描くことはあまり好きではなかった気がする。

たぶんお正月のときにいったお祭りのことで見たことを描いた。

祖母の家にお正月はいつも行くことになっていた。でも、今思うとお正月ではなかったかもしれない。

とにかく、お祭りには違いない。

円状に木枠で囲われた中を馬が走り、それに人がしがみつく、というようなお祭りだった。

お祭りはお祭りでお小遣いがもらえたりして楽しかった。大きいものをたくさん、ではなくて、いかに量をたくさん買うか、ということを考えていた気がする。

と、それはまた違う話で、そう、その馬と人の絵を描いた。

持って行った。

「あら、この絵はきつね?」と言われたような気がする。

私が描いたのは馬。

自分の絵の才能を見限った瞬間だった。