友だちの家

ゲームをたくさん持っているクラスメイトがいた。

ゲームをやるための離れもあった(コンテナみたいな感じ)

引き出しには、かぞえきれない数のカセットがあった。

うらやましかった。

 

告白された女の子の家にいった。高学年のころ。

ずっとマンション住まいだったから、一軒家は新鮮だった。

その女の子の友だちがいたことを憶えている。

 

友だちの家にいった。アパートだった。

雑然としていた。

 

友だちの家にいった。普段はかっこつけている感じの子だったが、おニャン子クラブセーラー服を脱がさないで、を歌っていた。」

 

友だちの家にいった。線路のすぐそばにある家だった。

そろばん

中学年のころ、そろばんに通っていた気がする。

なんとなくその場は覚えている。

自転車でやや距離のあるところだった気がする。

3級くらいまでいったのかな?

伝票をやっていた記憶がある。

でも、それほどイメージ力がなかったのか、暗算はできなかった気がする。

そのあたりでやめたのかな。

木の下駄箱は覚えている。

ころがった王冠

小学生低学年?中学年?

これはよく思い出す記憶。しかし、実際にあったかどうかは定かではない。

なにかの催しもの。

おもちゃのチャチャチャ、かなにか。

舞台の上にたつ私。

配役は王様。

探し物をしに、家来を連れて外にでてきた、という設定。

「みなもの探せ~!」と手振りを付けていったそのとき、頭にかぶっていた紙製の王冠に手が当たってしまい、ころころころとその王冠が転がって行った。

私はあわててそれを自分で拾いにいき、無事回収し、自分の頭に戻して、お芝居を続けた。

そんな記憶。

鉛筆の芯

高学年のころだったか。

班長かなにかのリーダー役をやっていた。

班のなかの誰かが何か良くないことをしたのだろう。

私は相手の頭を鉛筆で叩こうとした。

しかし、先がとがっているから危ないと思い、反対にして叩いた。

当然流れで、自分の手のひらに鉛筆がささった。

そして、折れた。

それ以来、私の手のひらには鉛筆の芯がずっとはいったままだ。

そういうものはいずれ体の中を通って、心臓に届いてしまう、というようなことを信じた私は、何度か自分で取りだそうとしたが、痛すぎてやめた。

そして、今も手のひらにその鉛筆の芯は残っている・・・