友だちの家

ゲームをたくさん持っているクラスメイトがいた。

ゲームをやるための離れもあった(コンテナみたいな感じ)

引き出しには、かぞえきれない数のカセットがあった。

うらやましかった。

 

告白された女の子の家にいった。高学年のころ。

ずっとマンション住まいだったから、一軒家は新鮮だった。

その女の子の友だちがいたことを憶えている。

 

友だちの家にいった。アパートだった。

雑然としていた。

 

友だちの家にいった。普段はかっこつけている感じの子だったが、おニャン子クラブセーラー服を脱がさないで、を歌っていた。」

 

友だちの家にいった。線路のすぐそばにある家だった。